大切なことは、君がいること

赤色サイコを中心に、ジャニーズのこと。

でっかい愛

私は今、どうしたらジャニーズWESTが最高なんだってことを伝えられるのか、ずっと考えているよ。

 

 

2022年5月現在行われているジャニーズWESTのアリーナツアーMixed Juiceに参戦して、この気持ちを、湧き上がる幸せを、言葉にならない熱い気持ちを、どうにかこうにか残しておきたくて筆を取った。けれど、なんて書けばいいのか、なんと表現したらいいのか分からなくて、ただとにかく身体の内側から熱いものがじわっと溢れて、それが涙となって、私は今、Mixed Juiceのことを思い出すたびに泣いてしまう。末期が過ぎる。

 

 

ちなみにネタバレしておりますので、ご自身の判断で読み進めてくださいネ

 

 

 

 

正直ここ最近、ジャニーズWESTに対するモチベーションはかなり低かった。2019年のWESTV!がめちゃくちゃ楽しくて、ものすごく楽しみにしていた2020年のツアーW troubleは中止になってしまって、2年分の期待と悲願の気持ちを抱えて挑んだ昨年のrainboWだった。

めちゃくちゃ楽しくてカッコよくて最高だった。のだけど、コンサートができない間に彼らは、元気いっぱいトンチキ曲!から、応援歌のような情熱的な曲やセクシーでシックな曲に切り替えていた。そんな成長した彼らを目の当たりにして、少し遠くに行ってしまったような気持ちや、いつも彼らに抱く"安心感"ではない感情が心にあって、少しだけ戸惑いがあった。少しだけね。

 

更にコロナ禍と言われたこの2年で、ジャニーズ外での推しがめちゃくちゃ増えた。勘弁してくれ。

元々私は彼らに、湧き上がる恋心のようなものではなく、見るたびに元気をもらえたりやる気を与えてくれるような滋養強壮剤のような気持ちを抱いていたこともあり、安定した供給や、「彼らは私を裏切らないだろうな」という安心感に甘えて、他の推しに金と時間を使うため、彼らを熱心に追うことをしなくなってしまっていた。

 

 

 

この1.2年、私生活でも色々あった。現在進行形でも色々ある。

仕事は今までの社会人人生で1番つらいし、プライベートも何もかもが煮え切らないことを、アラサーという年齢も相まって、「私って何してんだろう」という謎の焦燥感や無気力感に苛まれた。正直アイドルどころじゃない、という時期もあった。意味もなく涙が出て寝られない日もあった。

Mixed Juiceに入る前日、いや当日まで、そんな感じのモチベーションだった。アルバムも買っていないし、YouTubeに上がっている曲を一通り聴いたくらいで新曲をほぼ把握しないまま当日会場に向かった。会場に向かうために乗った東横線の中でさえ、人生を悲観して地に足をつけて立つことが苦しかった。こんな気持ちで会いに行く私を、ジャニーズWESTは喜んでくれるのだろうか。そんな自意識過剰なことすら考えた。

 

 

 

コンサート終盤、証拠を聞いた時、心臓の真ん中が強く鳴った。"衝撃が走る"って、こういうことなんだと思った。普段シングルCDを一切買わない私が、久しぶりにフラゲ日に買ったシングル。発売されてから何万回も聴いた、去年のツアーでだって聴いた、とっても大好きな曲。けど、初めて聴いた時より、もっとずっと心に響いた。彼らが心から楽しそうで、がむしゃらで、会場が文字通り本当にひとつになっていて、彼らとファンの全員の気持ちが同じ方向を向いているのが分かって、大好きな重岡大毅が眩しいくらいの笑顔で歌う「らしく行こうぜ」が、ものすごく響いた。

あぁ、私が好きなウエストは、ずっとここにいてくれたんだな。勝手に置いてけぼりな気持ちになってしまっていたけれど、変わらずずっと爽やかな情熱を持って、こうやって歌ってくれていたんだな。

 

 

その次の曲、僕らの理由が、もう本当にダメだった。

 

私が本当に欲しい言葉をくれるのは、親でも友達でも恋人でもなく、ジャニーズWESTだった。

あまりに辛すぎる人生を言葉ひとつで救ってくれたのは、他でもない、ジャニーズWESTだった。

眉間に力を入れていないと泣いてしまうから、ぎゅっと目をつぶって彼らの声だけ聞いた。そんなことしても抗えずに、彼らの情熱的な歌声だけで、わんわん泣いた。

あまりに楽しそうな彼らは、あまりに眩しくて、あまりにも宝石だった。美しくて、その輝きには何にも代え難い価値があった。

 

 

最後に歌ったサムシング・ニュー

これまたものすごく好きな曲。結婚ソングなのだけれど、コンサート会場で聴くこの曲が、私にはどうしたって、ジャニーズWESTと私たちの曲に聴こえた。

愛も闇も仕事も君も全部
この背中で戦ってみせるよ
限られた時で出会った人 そうさ
君がいれば
僕らは最強なんだぜ
さあ、進もうよ 姫

私はウエストのために、愛も闇も仕事も戦ってみせる、という覚悟があるし、ウエストがいれば"僕らは最強なんだぜ"、と本気で思う。

こんなに私たちを幸せにしてくれる彼らを、私たちが絶対に守らなきゃいけない。彼らがいてくれる限り、一生かけて幸せにしてあげなければいけない。

私は心からそう思ったのだけど、コンサートの最中に、流星くんがこんなことを言った。

 

「毎日笑うのは難しいかもしれないけど、なるべく忘れないでください。その笑顔を守るために僕たちが支えます。その笑顔が僕たちの原動力です。」

 

好きなアイドルが真剣な顔でこんなことを言ってくれる、そんな幸せなことある?

私が支えていきたい、守っていきたいと思っている人たちから、支えたい、守りたいと言ってもらえる。めちゃくちゃ相思相愛だ。

そんなウエストと私たちに、サムシング・ニューがよく映えると思った。

 

 

ジャニーズWESTは、希望。明日からも仕事頑張ろう。辛いことも乗り越えよう。と鼓舞してくれる。ウエストがいるから生きていこう、と人生の意味にさえなってくれるような、まさに私の心に灯る希望。

 

それって、アイドルの真理だと思う。一生懸命生きている彼らの存在そのものがファンの生きる意味になるって、めちゃくちゃアイドルの理想形。

ただキラキラしているものを見るだけでも充分楽しいのだけど、誰かの心を支えて、誰かの心を突き動かして、誰かの心を救って、"この人たちを見たいから、これからも生きていこう"って思わせてくれるって、アイドルとしてのあるべき姿なんじゃないかなあ、と、ジャニーズWESTを見ていると思う。

 

ものすごく大きな愛、でっかい愛を持ったアイドルを好きになれた。ジャニーズWESTを好きになれたことは、私の誇りで、自慢。

人生、めちゃくちゃ辛い。生きていてほとんどの瞬間が辛い。

けど、ジャニーズWESTがいるから、ジャニーズWESTを見ていたいから、ジャニーズWESTが「僕たちが支えます」って言うから、ジャニーズWESTを支えたいから、私はこれからもしんどい毎日に耐えて、またジャニーズWESTに会えるまで頑張って生きる。

泣きながら、笑いながら乗った帰りの東横線、地に足がついていないんじゃないかと思うほど、心が軽かった。ジャニーズWESTのことが大好きだなあと改めて実感して、それだけで全てのことがどうでもよくなった。

 

ジャニーズWESTが、"好きな明日を見つけにいこうよ"って歌うから、ジャニーズWESTと描く"明日"を、毎日生きていこうと思う。