関ジャニ∞がわたしの人生だと思った話
十五祭東京ドーム公演に、参戦してきました。
この数日感情がまさにローリングコースターだったので、整理と、決意と、感謝を込めて、劇的に重いブログを書きます。
関ジャニのコンサートに行くのは100億年ぶりでものすごく緊張しながら会場に向かったけれど、やっぱりeighterはいつの時代もeighterで、治安もいいし会場の雰囲気がすごく落ち着くので、関ジャニの、eighterのこういうところも好きなんだよなあ、ということを思い出したよ。久しぶりのババアにも優しくしてくれてありがとうねeighter、、、
で、あの、自分自慢いいすか?
わたしは今回、アリーナ最前列で、関ジャニを見ました。
普段ウン十万とかで取引されててもおかしくない席に、自名義で、定価で、入りました。
デジチケに記載されていた入場ゲートは普段だったらスタンド席で、だから今回もスタンドだね〜けど1階席だと思うからよかった〜なんて友達と話しながら入場して、ドームに入る時の回転扉は少しワクワクして、発見されたチケット裏返して、もうスタンドだと思い込んでたから「1列」ってとこしか見てなくて、「え!1列目だ!すごい!!!やったね!!!」って喜んでたら友達が震えてて、いやいやさすがに感動しすぎでしょ笑 ってツッこんだら、
「ねえこれ、、アリーナだよ、、」
って言われて、、、。
もう本当に信じられなかった。あまりにも想像もしてなかったので、実際席に着くまでずっと夢見てるみたいで、席に着いたら着いたで広いアリーナの中でもまあまあセンターの席で、そして言わずもがな最前で、席間違えてるのかな、、騙されてるのかな、、夢なのかな、、ってずっと思ってた。10年(?)関ジャニに会えなかった間、私はどれだけ徳を積んで生きてきたのだろう。
私はこれを、亮ちゃんが最後にくれた最高のプレゼントだと思って生きていくよ。
私が関ジャニを好きになったのはデビュー前のこと。関ジャニが結成されて8人がグループとして雑誌に出るようになって、好きになって、デビューを見届けた。そこから8周年あたりまでどっぷりeighterだった私は、正直最近の曲とか、6人になってからのことももちろん詳しく知らなくて、15周年といえど、ついていけるかなあって少し不安なまま参戦した。
私が好きだったのは赤い小さいセンターがいる関ジャニ∞で、その両脇に黄色とピンクのイケメンシンメがいる関ジャニ∞だったので、ピンクも赤もいない関ジャニに対してまだ正直少し違和感があるし、過去にすがっている私が悪いんだけどなんだかおいてけぼりな気持ちにもなってしまうし、、、もし今回、8人・7人だったことをなかったことのようにされて当たり前のように6人で演奏する姿を見せられたら、私は受け入れられるのだろうか。と、少し怖かった。どんな関ジャニも何人の関ジャニも大好きに決まってるのに、なんだか、本当に怖かったんだ。
そんな不安、抱く必要は全くなかった。
OP映像で堂々と「8人で結成」と8人組のイラストを見せてくれたし、「1人の戦友を送り出し」とすばるくんの脱退をポジティブに歴史に刻んでくれていた。レポで「OPが泣けた」というのはよく目にしていたけれど、泣けるって言ってもねえ、、と期待せずに見たら、普通にめちゃくちゃ泣いていた。
すばるくんはまだしも内くんは正直不祥事での脱退だったからグループとしても事務所としてもあまり振り返りたくない過去なんじゃないかと思っていて、けれどこうしてちゃんと関ジャニの歩んできた歴史のひとつとしてちゃんと残してくれていたのが、本当に本当に嬉しかった。私の好きだったあの頃の関ジャニも、ちゃんと歴史の1ページだった。シンプルに、本当に嬉しかった。
セトリをひとつひとつ振り返ったりしないけれど、本当に「十五祭」の名にふさわしい、この15年がぎゅっと詰まった、最高の時間だった。バンドももちろん、まだちゃんとゴリゴリに踊ってくれるのもめちゃくちゃかっこよくて嬉しくて楽しかった。
蒼写真の、
青い時は色あせもせず
今日も胸の中 みちしるべ
下を向いて立ち止まっても
あの日の花 咲いて微笑む
時計の針があの時まで
もう一度 戻ったとしても
きっと同じ道を選んで
悩み歩いてきただろう
という歌詞が、死ぬほど沁みた。
私にとって関ジャニは、そういう存在だった。
大人になるにつれて少し関ジャニから離れていた時も、ジャニーズWESTにハマった時も、SnowManにハマった時も、今も、だからといって関ジャニに飽きたことは一度もないし、関ジャニが私の心の中で色あせたことも一度もない。関ジャニを好きになった頃からずっと今も、ずっとずっと、一生ずっと、大好きなのだ。
コンサートの後に友人と話していて、改めて気づいたことがある。
私は関ジャニを好きになったことで、「人を好きになる」という気持ちを学んだし、「好きなものを好きだと思う、好きだと発信することの美しさ」を学んだ。私の中の「好き」を築いたのは関ジャニだし、いつだって私の心の指標は関ジャニだったのだ。
辛いことがあっても死にたいことがあっても、私の心の中にある「好き」は、いつも私を支えてくれた。その「好き」の気持ちは関ジャニが教えてくれた感情だし、関ジャニがいてくれたから乗り越えられたことが、本当にたくさんあった。
私は今17年前に戻っても、絶対また関ジャニを好きになると思う。今の記憶が消されても、また雑誌で関ジャニに出会って、好きになると思う。
そしてまた、内くんを、すばるくんを、そして亮ちゃんを送り出して、少し悲しい気持ちになって、それを乗り越えていくのだろう、と思う。
恋に順序はつけられないけれど、初恋に勝る恋はないと思うし、初恋はいつだって特別なのだ。
私にとって、関ジャニは、初恋なのだ。
先日、関ジャニ∞からまた1人の戦友を送り出した。
本人の口から聞けなかったのは少し悲しいけれど、それを伝えてくれた5人は本当に前向きで、理路整然としていて、けれどいつも通りふざけていて、ものすごくかっこよかった。ので、私もすぐ、前を向けた。
後ろ向きだと 誰か笑っても
一歩踏み出しゃ それが前になるさ
明日という日は 後ろにゃないぜ
やせ我慢でも 進め 前に前に
いつだか彼らが私に勇気をくれた曲が、彼らにとても沁みる、そんな16年目のスタートになった。
7人から6人になった時も、関ジャニは、前しか向いてなかった。6人から5人になっても、やっぱり前しか向いてない。どっちに行こうがそれが前、なので、関ジャニが前だと言って歩く方に、私たちも信じてついていくだけなのだ。「関ジャニ∞を頑張る」ことをするんです、という言葉に、涙が出た。
私は、8人の、7人の、6人の関ジャニに感謝して、これからも5人の関ジャニを信じて愛していく。
悲しいけれど、思ったより悲しくないのは、5人の目に迷いがないからだと思う。私たちが手放しに信じられるような強い目をしてくれているからだと思う。
15年間、それ以上もっとずっと、私の人生を照らし続けてくれてありがとう。たくさんの気持ちを教えてくれてありがとう。
キミと逢えた"このキセキ"に、"この時"にありがとう。
16年目の関ジャニ∞も、この先もずっと、大好きです。