大切なことは、君がいること

赤色サイコを中心に、ジャニーズのこと。

頑張る社会人にPrince Princess

宣言通りこの記事を書きます。

 

私はジャニーズWESTが大好きだけれど、1番好きな曲は?と聞かれたら、きっとこう答える。

 

f:id:yantd:20181221144757j:image

 

「Prince Princess」

 

文字サイズ最大&ルマンド色でお届け。全員顔がいい、、すごい、、

長年ジャニオタというものをやってきたけれど、こんな割と最近の曲が、今の私の人生のナンバーワンを飾っている。だっていい曲だもん、、ちなみにわたし今ぐうじさんの子供妊娠してると思う、、黙るね、、

 

ところで、この曲がなんで私にこんなに刺さったかというと、この曲が出来た時、この曲を初めて聴いた時、私がもうすでに社会人だったからだと思う。学生でも主婦でもなんでも、どんな人が聴いてもこの曲はとてもいいのだけれど、なによりも社会で頑張るメスの心に、あまりに響く。と、思った。

ジャニオタ界では名曲すぎて有名なこの曲、今更すぎるけれど、聴いたことある人には共感してほしいし聴いたことない人には知ってほしいから、プリプリの魅力についての話をします。社会に生きる孤独な戦士にとってこの曲がどれほど支えになるのか、みんなに知ってほしいし何よりもジャニーズ事務所に分かっていてほしい。

 

ちなみに私は頭のわいているオタクなので、この曲は私に向けて歌われているのだと勘違いしながらこの記事を書いています。

 

 

とりあえず話は歌詞を読んでから。

 

朝までひざを抱えてた

Oh Prince Princess 顔を上げて

星空は君を包んでた 心がうつむいても

踊るように歩くくせが そのままに

すり減った クツの底 愛しいよ

笑顔見せて

 

誰もがこの星の大切なPrince Princess

未来は君の手に託される

ボロボロになってもダメダメになっても

立ち直れる君はPrince Princess

誰もが空の下 美しいPrince Princess

扉を開く鍵握ってる

ボロボロの涙でビショビショになっても

立ち上がれる君はPrince Princess

 

 

街の人混みに紛れながら

ラッシュの地下鉄の中に

降りたことのない駅で降り

歩いてみたくなったよ  君と

 

(※繰り返し)

 

Hold me Love me Kiss me 

みんなこの星のPrince Princess

 

 

2番は割愛致しましたが、どうですこの歌詞

涙しか出ない。

この曲の何が社畜オタクに沁みるのか、心して聞いてほしい。お願い致します。

 

 

 

魅力1:プリンセスの感情の機微

序盤では「朝まで膝を抱えてた」「心がうつむいてる」私(もう感情移入しすぎてプリンセスのこと私って揶揄するからそこはスルーして)がPrinceに励まされ見守られながら頑張って立ち上がって前を向くお話。ボロボロでダメダメな私のこともちゃんと見てくれている人がいるんだって気付かせてくれる。だから前を向こうと思わせてくれる。

つらくて死にたくてどうしようもない時に耳にイヤホン突っ込んで流れてきたこの曲を聴いた私は、プリンスたちのご加護を受け、下を向いてボロボロな状態から徐々に前を向き立ち上がることができた。沈んだ状態でこの曲を聴いて次第に立ち直れる私の心情、そのまま歌詞に投影されてるのでは、、という気持ちになる。これ作詞したのわたし、、?

この曲に出会ったことで表れるプリンセスたちの感情の機微そのもの。ここまで歌詞に自分の気持ちを乗せることのできる曲ってないよなあ、、

 

 

 

魅力2:信じ、見守ってくれる

立ち上がろう!立ち上がらせてあげる!ではなく、君は立ち上がれるよ。扉開けるよ。それだけの力を持ってるんだよ!って、諭してくれる。私の力を信じてくれる。

 

社会に出たら、学生の頃の何倍もの強い力で地に足をついていかなければならない。自分のケツは自分で拭かないといけないし、求められたもの以上の結果を常に用意しなければならない。そんな仕事にやりがいはたしかにあるけれど、ふとした瞬間に膝から崩れ落ちそうになってしまう時も、たしかにある。しんどくて前を向けない時も、目の前の壁が高すぎて心が折れる時もある。社会人はそんな時も、いろんなものと戦い続けなければならない。

そんな毎日戦い続けてボロボロな私たち、自信をなくして傷だらけな私たちに対して、「君はきっとできるよ、できる力を持ってるよ」って、教えてくれる。自分でも気付いていなかった自分自身に残っていた「強い部分」を、引き出してくれる。

 

ボロボロになってもダメダメになっても立ち上がれるよ。だって君はプリンセスだから。

目の前に立ちはだかっているのは壁じゃない、扉だよ。君はその扉を開く鍵を持ってるよ。だってプリンセスだから。

無責任な「いけるいける!がんばろ〜!」ではなく、あくまで自分を信じるきっかけを与えてくれる紳士なPrinceさんたち。そのさり気ない優しさと包容力は、ずるい。

 

 

 

魅力3:社会人への理解がすごい

上記に2番の歌詞はないけれど、2番に「見た目より重いバッグ たくさんの 君の夢詰め込んで その肩に かけていたね」という歌詞がある。そして1番Bメロの「すり減った クツの底 愛しいよ」という歌詞。もうこれは社会と戦う全ての人に刺さりまくる。

営業やってる人ならわかると思うけれど、靴の底なんてまじでヒールの中の鉄がカツカツ鳴り始めるところまでいかないと、気にしてらんない。そんなになるまで気付かずにクツをほっとくほどには、日々が目まぐるしい。細部なんか気にしてらんない。そんな女として失格みたいな部分を、寛大なプリンス様は、「愛しい」と表現してくれる。まじこの子たち人生何回目?悟り開くの早くない?

仕事がうまくいかない時、人間関係に疲れた時、上司にけちょんけちょんにされた時、ボロボロでもダメダメでも立ち直れたのは、彼らが、小汚い社会人姿の私を肯定してくれたから。それに尽きる。

朝も夜もラッシュの地下鉄はしんどいし、なんでディズニー行ってきたやつが座ってて仕事で疲れた私が立ってるんだよ、、かわれよ、、って思うときもたくさんある。心がいっぱいいっぱいで、視野が狭くなってしまうことだってある。

降りたことのない駅で降りて、歩いて帰るくらいの心の余裕が必要なのかもしれない。歩いて帰るのだから、靴は直さないとなあ。靴はすり減ってないかな。カバンの中パンパンだけど、ペットボトル無駄に2本とか入れてないかな。自分のことを見つめ直すところから、日々の余裕って始まってるんだなあ。そこまで気付かせてくれるので、プリンス様はまじで人生何回やってきたんだろう、、

 

 

 

私はプリンセスだしプリンシパルなので、自分の人生の主役を一生演じ続けるし、辛いことがあっても立ち直ってみせる。ボロボロになってもダメダメになってもボロボロの涙でビショビショになっても、私は何度でも立ち上がるし、なんだかんだ、仕事が大好きなのだ。

結果なんで働いてるかって、生きる上で必要だからなんだけど、根本的に、仕事のこと、好きなんだ。

毎回この曲を聞くたびに、そんなことを気付かせてくれる。

 

 

まあ何って、この子たちの顔があまりに美しいから聴いてて幸せなんだけどな。

これからも私のことを、目と耳で元気にしてください。ありがとう。